このサービスについて
このサイトの目的
CPAP は 1981 年に考案されました。それまで、重い睡眠時無呼吸の治療は、のどに穴を開ける手術(気管切開)くらいしかありませんでした。 CPAP は、眠っている間の無呼吸と、それが引き起こすと言われる脳卒中や心臓の病気のリスクから、たくさんの人を守ってきた、とても大切な発明です。 まずは、その恩恵を受けられていることに感謝しましょう。
最終的に CPAP を外せるところまで行けるかは、分かりません。 それでも、外せる日を夢見ながら、日々の生活を振り返り、健康を目指して、実際に健康になっていくこと。 それこそが、このサイトの目的です。
「卒業」とは
主治医の指示のもとで、CPAP を使わない状態の睡眠検査を受け、その結果をもとに主治医が 「CPAP を続ける必要はない」または「別の治療に切り替えられる」と判断することです。 自分で決めることではありません。
知っておいてほしいこと
- 睡眠時無呼吸症候群の多くの人にとって、CPAP は長く続ける治療です。体重が減っても、あごやのどの形など体重以外の理由で、無呼吸が残る人も少なくありません。
- 卒業できなくても、CPAP を毎晩使い、体重や血圧を整えていくことには大きな意味があります。このサービスは、その記録にも使えます。
- CPAP を使っている間の AHI(myAir などに出る値)が良くても、それは「CPAP が効いている」という意味で、「治った」という意味ではありません。
このサービスがすること
- 体重・血圧・睡眠・いびき・血中酸素・CPAP の使用状況を記録して、並べて見られるようにする
- 主治医に「再検査を検討してもらえるか」を相談するための材料をまとめる
このサービスがしないこと
- 病気の診断や、CPAP をやめてよいかの判定
- 「外せそう度」のような点数を出すこと
やめてほしいこと
治療しない睡眠時無呼吸は、高血圧や心臓・血管の病気、脳卒中のリスクを高めると言われています。日中の眠気による居眠り運転の事故にもつながります。
開発者自身も、寝ている間にマスクが外れていたと思われる夜に、Fitbit の血中酸素が 87% 台まで下がっていたのを見て、ひやりとしました。 手首の機器の参考値ではありますが、自己判断で外すことの怖さを実感しています。
- 自己判断で CPAP をやめたり、試しに外したりすること。CPAP なしで寝るのは、主治医の指示のもとで検査を受けるときだけにしてください
- 日中に強い眠気があるときに、車を運転すること
付け忘れた夜や、寝ている間にマスクが外れていた時間の記録は、次の受診で主治医に伝える材料にしてください。
医師の方へ
このサービスの記録は、市販のウェアラブル機器(Fitbit など)やスマートフォンの録音、CPAP 機器のアプリ(myAir)の表示によるもので、医療機器による測定ではありません。 特に血中酸素は、手首の機器が「眠っていて動かない間」だけ記録したもの(5 分間の移動平均)で、一晩を通した値ではありません。 いびきはスマートフォンのマイクによる推定です。傾向を見るための参考としてご覧ください。
このサービスは、利用者に CPAP の中止を勧めるものではありません。再検査の要否のご判断の参考になれば幸いです。
CPAP卒業ノートは記録と見える化のためのサービスで、診断や治療を行うものではありません。